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【2020年度決勝】第10回シマノ ジャパンカップ クロダイ(チヌ)全国大会 決勝戦 in 宿毛

by Keiba Channel



去る 5月13日(土)、14日(日)、高知県宿毛市の宿毛湾一帯で第 10回シマノ ジャパンカップ クロダイ(チヌ)釣り選手権全国大会を開催いたしました。
決戦の舞台に立ったのは地区大会を勝ち抜いた 20名と、2019年度全国大会上位のシード選手2名を加えた、総勢22名の精鋭たち。
予選は3試合、3時間のマンツーマン対戦の勝ちポイントと合計重量差で順位が決まります。

初日の予選2試合を終えて暫定1位が矢野卓也選手、2位が川添晃司選手、3位が波多江義孝選手。
3人とも2勝し、6ポイントで並んでいますが、重量差でこの順位となりました。
その後に4ポイントの髙橋武選手、松浦慶治選手、村岡哲也選手、笹野三喜男選手と続き、混戦模様です。
2日目の予選第3試合の結果、1位が波多江選手、2位が村岡選手となり、この2名が決勝進出です。

決勝の舞台はイシハト。石積みで作られた波止の周りに、藻場とシモリからなる砂地が展開し、年無しクラスも出ている好実績場です。優先権のある波多江選手が右側の釣り座を選択。村岡選手は左側の釣り座となりました。
10時30分にホーンが鳴り響き、2時間の勝負が開始。硬直状態が続きましたが、前半終了間際、11時18分に均衡を破る1尾が村岡選手のタモに収まりました。

11時半に前半戦が終了し、インターバルを挟まずに釣り座を交代し、後半戦がスタート。
11時55分に波多江選手が釣り、勝負の行方は分からなくなりました。その20分後にも1尾を追加。残り時間15分での逆転です。
しかし、これで終わらず、終了の3分前にダメ押しとなる1尾。ホーンが鳴り響く中、タモに収まるという劇的な幕切れとなりました。

検量の結果、総重量4,530g釣った波多江選手の優勝です。

見事頂点に上り詰めた波多江選手に会場にいる全員から惜しみない拍手が送られました。

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