【落ち目の武豊を救った】佐藤騎手とのキズナ物語

競馬を始めてから最初に見たダービー、前残りの馬場で大外キズナはとても印象に残っています

ディープ産駒タケユタカ
ダービー初騎乗ロゴタイプ
ゼッケン8番クリスチャンデムーロ
クリスチャンデムーロ皐月賞馬
高低差200mの坂
真ん中に犬が
キズナカッター

佐藤騎手個人的にも結構好きな騎手でしたので残念でしたねあの事故

主戦佐藤哲三のキズナ見たかったな・・・

前田氏がユタカさんに頼んだ経緯は初めて知りました。結果的に福永祐一騎手の初ダービー制覇を阻んだので「武豊にはまだやることがある」がそれだったのかも知れませんね。のちにその前田氏のコントレイルで福永騎手が三冠ジョッキーになるのも面白い巡り合わせ。

ギャンブルジョッキー哲三の最期がキズナのことを可愛いと思ったってコメントだったのが何よりも切なかったのを覚えています。

馬を可愛いと思ったら出来ないってのも因果な商売だよなあ

哲三騎手でのダービーも観たかった😭（こう思えるのも，レジェンドが勝ってくれたからなんだけどね）

このダービーは仲間と別の競馬場で見てた。

地方民で東京は無理だけど、それでも地元の競馬場で見たかった。

なんせ80回のダービーで1枠1番馬名キズナで武豊。
マンガなら勝率100％だろう。

2人でワクワクしながら朝から競馬場に行った。

楽しみながらダービーまで東京の全レースを買っていた。
しかしレースが進む度に感じる異常な前残り。
その日ダービーまで乗っていない武豊もさすがにわかっているだろう。

キズナに不利な馬場だ。

だんだん不安が勝ってきた。
｢武豊はまた前を捉えきれない｣
その時代の武豊の負けパターンが頭をよぎった。

結局あんなに楽しみにしてたのに、俺はキズナの馬券は買わなかった。

レースが始まり、最後の直線を向いた瞬間｢やっぱりキズナは来ない｣そう思えるくらい前との差があった。
視線を前に向けると、まだどの馬も抜け出していなかった。

先行勢は足が止まっている。
しかし馬場の影響かまだ差し馬は来ない。そんな中エピファネイアが力強く抜け出そうとした。
｢決まった｣
エピファネイアの勝利を確信した時、外から飛んでくるキズナが見えた。

よくわかんないけど次の瞬間、仲間と一緒に叫んでた。
てか、周りはみんな叫んでた。

結局、みんなこの光景が見たかったんだ。
そう思ったレースでした。