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ちょっと長くてややホラー回です
内容がマニアックなので、概要欄以下に答え合わせを記入しておきます
ネタバレ要注意 かも
◆ この先ネタバレ ◆
①結局、エアグルーヴに化けていたのは誰だったのか
■シンボリルドルフ産駒 ヤマトダマシイです
https://db.netkeiba.com/horse/1990106908/
結果としてはBNWが勝ち進んだ93年クラシックの勝利を期待されながらも、2戦目の第4コーナーを前に故障して予後不良となってしまいました
タイトルに答えが殆ど載っているのに気づきましたでしょうか
そして藤沢和雄調教師が彼の死を乗り越え、育て上げたバブルガムフェローがエアグルーヴと対戦しています(97年天皇賞・秋)
②なぜ忘れな草を残したのか
■忘れな草にまつわる物語は『騎士ルドルフが忘れな草を投げ渡し、忘れないでと言って死んでいく』のに対してこちらは『死んでいった者がルドルフに忘れな草を渡している』という真逆の構造になっています
つまり…
③最後の3人はどういう人選なのか
■ドナウブルー→忘れな草の物語の舞台が『ドナウ川』
バブルガムフェロー→ヤマトダマシイの死後に生まれたG1馬
ウインマイティー→忘れな草賞勝利
④なぜアストンマーチャンは介入できたのか
■アストンマーチャンも一度忘れ去られながらも、”誰か”の手で存在を繋ぎ止めました
一度死地を垣間見た者が幽霊を見れるのもよくある事なので、彼女はそこに居れました
そしてその”誰か”は、あのトレーナーかもしれないし、物語を読んだ貴方かも?
8 comments
淋しいけど誰かの心に覚えてもらえるだけで優しくなれる話だし😊
待ってた👍
毎年活躍できなかったり活躍を期待されながら不運に見舞われた子達が消えては忘れ去られていく…それでも少なからずデビューから見ていた人達はいるだろうし記憶に残っているんだろうな😢
ハムちゃんをはじめ、幻覚も確かに実在したんだよな
応援してた未勝利の子が旅立ってしまった身として、今回のお話はすごく刺さりました
誰かはきっと覚えてる。その誰かに自分がなれたらいいなと思いました
シラオキ様が言ってるガヴァとレダ、恐らくですがガヴァナーとレダですね
ガヴァナーは無敗のまま第4回東京優駿を東京競馬場にてレコード勝ちしたものの、直後の調教中に事故を起こして予後不良となりました
(しかも数日後、ガヴァナーの厩務員であった茅島高平氏は新たな担当馬のヘルムートに腹部を蹴られ死亡するという悲劇がありました)
一方のレダは春の天皇賞を勝利した唯一の牝馬です
(直近のカレンブーケドールがようやく3着を取り、3着以内に牝馬が来たのは実に60年ぶりとなります)
しかし、引退レースで転倒し骨折が酷いためコース上で薬殺処分となりました
双方とも悲劇の馬ですが、府中競馬正門前駅から数分の場所に馬霊塔にて供養されています
もし良ければそこで名馬達の歴史を感じてみるのもいいかもしれませんね
(ちなみに誕生日が5月2日で共同通信杯の副称になってそうな理事長秘書の元ネタである馬もそこに名前があります。探してみてね)
良いビデオを作ってくれてありがとうございます!🙏👍🥰
8:01 ここ好き