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フェブラリーステークス レモンポップのパドックから坂井騎手インタビュー

by Keiba Channel



JRA・G1開幕戦の第40回フェブラリーSは19日、東京競馬場で行われ、1番人気のレモンポップが直線で抜け出し1馬身半差の快勝劇。11戦オール連対で頂点に立った。G1初制覇を飾った田中博康調教師=美浦=は37歳2か月15日でレース史上最年少優勝調教師となった。テン乗りで結果を出した坂井瑠星騎手(25)=栗東・フリー=はG1・3勝目で若いタッグが躍動した。

 栗毛の馬体を弾ませ、力強く抜け出したレモンポップが新王者誕生を高らかにアピールした。抜群のスタートを決め、内と外から先手を主張するライバルを行かせて好位でしっかり折り合うと、最後の直線では馬なりのまま先頭に並びかけ、外から追い上げるレッドルゼルを1馬身半差で退ける完勝劇だった。

 G1初挑戦をスムーズにエスコートしたテン乗りの坂井は「調教でも乗りやすいと感じていましたが、レースでもプラン通りに進めることができました」と振り返る。追い出しをギリギリまで我慢して最高のタイミングでスパート。「最後までよく伸びてくれました」と戦前の距離不安説を一蹴し、「精神的にどっしりしていて、『緊張しなくていいよ』と馬が言ってくれている感じで安心感がある。すごい馬です」とたたえた。G1初制覇だった昨秋の秋華賞(スタニングローズ)、朝日杯FS(ドルチェモア)に続き早くも3勝目を、1番人気を背負った今年のG1開幕戦でマークした。

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